シンバのFIP闘病日記〜頑張れシンバ〜

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はじめに

飼い猫がFIPと診断を受けました。

FIPとは猫のコロナですが、今流行りの人のコロナとは違いますし、人への感染はありません。

子猫に発症しやすく、どこの病院でも必ず死ぬと言われてしまう病気です。

そして多くの猫がこのコロナウイルスを持っていますが、発症することは少ないのです。

時折その菌が変異して、FIPと言う病気を発症するのです。運悪くうちのシンバが発症してしまいました。

今は新薬日本では未承認の最近出た薬(調べてみると2019年ごろ日本で扱う病院が出てきたようです)があり、必ず治ると言うことなのでその治療をはじめました。

まだそれについての情報が少ないので、誰かの役に立てたらと思い、日々投稿していこうと思います!

2020年4月15日“恐れていたF I Pと診断を受ける 体重2.4Kg (1月21日我が家に来た時は2.5Kg)”

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この日は予防接種の予定だったが、体重が増えないこと、元気がなく寝てばかりいること、食欲があまりないこと、呼吸が苦しそうなことが気になり、診察へ。エコー検査で胸水が見られたので抜いていただいた。

血液検査の結果、猫のコロナウイルス、F I Pだと思われること。余命2週間から2ヶ月であること。抗生剤やインターフェロンでの延命程度しか治療方法はないとの宣告。

名前は聞いていたけれど、まさかと言った感じ。

治療の待ち時間にネットで色々調べたが、ドライ型とウエット型の2種類があって、いずれも治療方法がない病気であることしか書いてなかった。待ち時間の間に、最後までずっとそばにいてあげようと、なぜか覚悟を決めていた。2匹の猫を見送った事で、諦めが身についてしまったようだ。

家に戻ると、胸水を取ったことで呼吸が楽になったせいか、食欲があったのが嬉しかった。

その夜、シンバの里親さんに報告すると、高額だが治る手段がある事、関東では2件その治療を行なっている病院があることを教えてくれた。次の日、すぐに予約を取った。

2020年4月17日  “M U T I A N治療の開始“

ここでもエコー検査と血液検査、その他にウイルス検査を行う。まだ胸水が残っているということで取ることに。検査のために腎臓の組織も採取を。

先生からおそらくF I Pであること、心臓と腎臓にも心配なところがあるが、腫瘍などではないことからこの病気のせいだと思われるとのこと。すぐに治療を開始することになった。

毎日1回空腹時(服用前2時間は食事を与えない。服用後30分は食事を与えない。服用後1時間以内に吐いた場合はもう一度服用する)にM U T I A N(2・4Kgの体重に対してカプセル350mg。体重が増えるごとに薬が増える)を84日間与えると、9割近くの猫が完治し、再発する猫も1割弱程度との説明を受ける。今日は病院で注射にて摂取。

他に、ビオフェルミン(薬の副作用でお腹を壊す)・クラジール(感染症予防薬)・F C V(貧血の薬)もいただく。

今日は餌を与えてはいけないということだったが、帰ったなり餌コールが激しく、もうこんなに元気になったのかと思ったほど。日付が変わったと同時に餌をやると、今までの分を取り返すように食べた。絶対死なない!と確信した。

(検査料・薬代152174円)

 

関東で治療してくれる病院は以下の病院です。

全てではないと思います。知っているところはこちらになります。少しでも役に立てば…。

ブルーム動物病院

ひだまり動物病院

2020年4月21日  “M U T I A N服用後3〜5日で改善が見られない時は・・・ 体重2・5Kg“

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(シンバにはチュールをあげたのに茶太郎が食べてるのを横取りしようとしてる写真)

服用後3〜5日で改善が見られない時には、違う病気・薬の量が足りない・思ったより重いF I Pということになると言う。食欲はものすごいけれど、寝てばかりのシンバ。

これで改善していると言うのかが不安な日々。

服用5日目の今日からやっと起きている時間が増えてきた。

明後日は病院だ。

2020/4/23 “最初の診療から1週間後の病院”

エコーを見る限り胸水はなかった。検査の結果は外部に出したものの他は出ていて、ドライとウエット混合型のF I Pだった。体重も増え、様子も右肩上がりのようなので、治療を続けていきましょうとのこと。

薬は350mgから400mgへ。お腹の調子が悪いので、薬をマイトマックスに変更。

M U T I A Nのカプセルが、200mg・100mg・50gの3つぶから200mgの2つぶに減ったのに、マイトマックスはなんとカプセル。

シンバ、頑張れ!

薬はこの注射器のようなものにカプセルを挟み、喉の奥に入れて、これまた注射器で水を流し込んで飲ませる。喉の奥に行かないと、吐き出されてしまったり、時には噛んで破ってしまう。

何を隠そう一番多い量のカプセル1つを噛まれてしまい、無駄にしてしまったが、中から山吹色のどろっとした液体が出てきた。苦くはないようだ。5000円くらいの損失か。

噛まれながらも手でカプセルを喉に突っ込んでやる方が失敗しないので、私はそうやっている。

それにしてもこの病院では単なる風邪のようにこの病気の治療が行われている。他の病院では、必ず死にます!と言われているのに。

お客さんも猫率が高く、遠くからやってきている人もいるようだ。車で30分の私たちはラッキーかもしれない。

(検査料・薬代 256223円 前回の検査代8000円を含む)

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2020426”MUTIANを服用して10日なんと!体重2.85Kg

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私の願いがそうだからか、今朝起きた時のシンバの顔色が良いように感じた。猫に顔色があるのか?と問われたらなんとも言いようがないが、目つきが穏やかだとか、態度が落ち着いているとか、そんなことでそう思ったのかもしれない。

相変わらず食欲は旺盛で、茶太郎(9歳)の2倍以上食べているけれど、その他の時間は寝てばかり。

それでもお昼ご飯の後に、ちょっと紐でかまってみたら、食いついてくれた。

焦らず、ゆっくり時間をかけて、体力をつけながら病気と闘っているのかも知れない。

次に病院に行くのは3週間後。

その時には順調ですね!と言ってもらいたい。

2020/4/27  “体力回復のサイン“

今日は夜明けに目が覚めました。シンバが私の腕を枕にして、ゴロゴロと喉を鳴らしていたからです。

ずっと頭を顔にすりつけてきて、撫でてくれ!撫でてくれ!といった感じで。よく考えれば昨日の朝も腕に頭を乗せてきました。

実は病気が重くなってきてからは、なぜか一緒に寝るのをシンバは嫌がっていました。茶太郎が体を舐めてあげても、逆切れしたり。体がしんどかったのかも知れません。

甘えてくることが回復のサインだと思いました。

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シンバの好きなキャットツリーにも治療が始まってようやくまた乗るように。

最初のうちは一番下の段に乗るのがやっとでしたが、最近は2段目に楽々と乗るようになりました。

これも体力の回復のサインと言えるでしょう。

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昼食後に茶太郎と追いかけごっこも。茶太郎の方が逃げ回っていました。強いぞシンバ!

2020年4月29日 “表情にも変化が・・・ 体重2.95Kg”

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こちらの写真が我が家に来た当時のものです。

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こちらが今の写真です。

目の感じが違います。

表情が穏やかになってきました。薬の投与十日目から、いろんな所で明らかに変化が見られるようになってきました。

行動範囲が増える。食べて寝るだけの生活から、茶太郎と探検に出かけたり、追いかけごっこをしたり、取っ組み合いの喧嘩も。まだ治ったわけではないので、ちょっとドキドキします。

体重もあっという間に増えてきました。とにかくものすごい食欲です。

M U T I A Nは1日1回同じ時間に投与するのが理想的ですが、生活リズムとの兼ね合いで先生と相談の上投与時間を毎日2時間ずつずらしていくことになりました。

今は新型コロナのせいでStay homeをしている私たちはいつでも対応できますが、普通の生活に戻った時のことを考えて、初日の夕方4時の投与から2時間ずつ前倒しにして、朝の7時から9時の間にあげるように調整しました。

今日の体重は2.9Kgを超えました。薬の量は今日から450mgに増えます。

202054“いろんな おいた をするように2.75Kg

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毎朝早くからゴロゴロと言いながら寝ている私の顔の周りにまとわりつきます。ご飯をちょうだい!と言っているのです。しばらく無視すると、鼻やら顎をカプッと甘噛みしてきます。

これが一番効果のあることを知っているからです。さすがに起きて餌をあげることになります。しばらくは4時ころに起こされていたのですが、今や2時過ぎと4時過ぎと6時過ぎ。2時間おきです。

これには参っています。その割に体重が減ったのは、またお腹を壊しているからです。問題ないと良いのですが。

また最近は薬に関しても拒否をするようになりました。

口を開けようとしない。薬を突っ込むと指を噛む。喉にある薬を

ケッ!と言って吐き出す。元気になってきたからだとは思いますが

かなりの抵抗です。3つ分のカプセルをあげるのに、何度となくトライする必要があります。時には流血騒ぎにも。

まだ薬をあげて19日め。闘いはまだまだ続きます。

元の姿に!

2020年5月9日 “20日も過ぎると元の姿に戻ったように 体重3Kg”

薬を飲んで20日も過ぎると、来たときのような、

普通の仔猫の様子に戻ってきました。

高いところに登ってみたり、走ってみたり。

体重の増加も順調です。

生活も先住猫と同じようになってきました。

夜中に起こされることも、だんだんとなくなってきました。(こっちが起きることができません!)

2時間おきに食べたがった食事も、朝夕をメインに、足りない分はおやつといった感じで、少しずつ規則正しい生活に持っていっています。

1日の生活はこんな感じです。

6時前くらいに起床(これは私たちが)

7時までに朝食(モンプチ35g✖︎2ケ・おさかな生活60g✖︎1ケ)

朝寝タイム。

途中で起こして、9時から10時の間に薬の投与(投与前2時間は食事・おやつは与えない)

12時から(投与後30分で食事は取れる)シーバや消化器サポートのカリカリをおやつとして置いておく

昼寝タイム

16時夕食(モンプチ35g✖︎1ケ・おさかな生活60g✖︎1ケ)

お腹の薬(マイトマックス)を寝るまでに。

夜中はカリカリを多めに置いておく。

こんな感じです。

それと、夕食後はわざと起こしておくようにしたりしています。

夜中に甘噛み攻撃を受け続けるのは、流石にこっちがもちませんから!

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2020/5/14  “3週間ぶりの病院へ 検査の結果は!?体重3kg”

3週間ぶりに病院に行ってきました。ここのところは元気すぎて、日に2回は茶太郎と闘っているし、キャットタワーも一番上まで登っちゃうし、この間はエアコンの上を歩いていたりでしたので、心配はありませんでした。

結果、エコーでは心臓も腎臓も正常に戻っているとのこと(異常があったのはF I Pのせいだったみたい)。

血液検査も、前回悪い値(赤字)だったT P(総タンパク)・T B I L(ヘモグロビン)・A S T(肝臓のダメージ)・S A A(急性総タンパク)の値を見たところ、A S T以外は正常値に。F I Pの治療は順調なようでした。

この治療は7月9日まで続きますが、次回はその1週間前の7月2日に通院ということになりました。

また、お腹の薬はしばらくやめて様子を見ることに。ただし悪くなった時のために2週間分のマイトマックスは常備。肝臓のお薬は、今日から7月2日分まで。それでも良くならない場合は、M U T I A Nのせいかもしれないので、経過観察ということでした。

今日は治療費を細かく記載してみます。

再診料400円

調剤量400円

エコー検査3000円

生化学700円

S A A3000円

a1A G4000円

猫コロナ検査7000円

M U T I A N2・0(100カプセル)480000円

M U T I A N0・5(51カプセル)61200円

ウルソデオキシコール酸錠25錠2750円

マイトマックス14カプセル1820円

計625207円

3回の通院で、すでに100万円を超えています。見込みとしては、3kgちょっとの体重の猫でF I Pの治療は120万円くらいかかりそうです。

ちなみにM U T I A Nの量は体重3・2Kgで500mg、3・5Kgで550mg、3・9Kgで600mgの摂取。

子猫がかかりやすい病気ですが、体重が重い猫ちゃんだとかなりの費用に。

多くの猫ちゃんが治療受けれるように、早く日本でも保険適応の薬になって欲しいものです。

2020年5月20日  “元気になったら考えること“

病気を宣告されてから、シンバの症状は全く問題のないところまで来ました。何の不安もありません。

余命2週間から2ヶ月と言われた、最長の余命の半分が過ぎました。あと1ヶ月が過ぎれば、病気の宣告が嘘だったと思えるのではないかと思います。そしてまだ1ヶ月しか経っていない今ですら思うのは、もう治ったのではないか。薬を続ける必要があるのだろうか・・・。と言ったことです。

84日間の薬の投与と言う縛りはもちろん、いろんな実験の元に出された、慎重に考えられた日数だとは思います。でも本当に元気になった姿を見ると、飼い主としてはもう治ったのではないか。いや治ったと言って欲しいと言う気持ちになってしまうのです。

もちろん薬の投与を途中で止めることはできません。

治った宣言が出されるのを待つ忍耐がかなり大変だなと感じる日々です。

とは言え当の本人は、薬を飲むことに慣れてきたのか、吐き出さなくなりました。お薬の時間を覚え「お薬ですよね?」と待つようになりました。

人間の場合、やんちゃな子ほど可愛いとか、手のかかるほど可愛いとか言います。

猫も同じ。家族みんなシンバが愛しくて仕方ありません。

ペットには赤ちゃん言葉を使う人が多いですが、我が家はあまりそう言ったことが今までなかったと思います。

ところがシンバの薬を飲ませるときには、2人がかりで、“お手手をまずおさえて〜”“はい、お口を開けて!”“はいおみじゅ飲んで〜”“よくがんばりまちた!”なんて言っているのですから。間違いなく、親バカならぬ飼い主ばかです。

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coming soon

費用

ここではかかったお薬代を書いていきます。

猫の体重や症状で大きく変わるので、参考程度でご覧ください。

お薬代以外にも診察代や治療費がかかります。

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この他にも最初の検査でほぼ10万円かかりました。

猫用品

病院に行く前どんなに辛くても餌を食べてくれなくても、チュールだけはシンバは食べてくれました。

お腹を壊した時錠剤をもらったのですが、チュールに混ぜて食べさせたりしていました。

お薬のめたご褒美としてもチュールは使えると思います。チュール様様です。

そのほかにも食べてくれたのはこのモンプチでした。

猫によって好みが違うので色々試してみるといいと思います。

カリカリのものより柔らかいものがシンバは大好きです。

こちらのカリカリキャットフードはシンバのお腹の調子が悪いのでお医者さんからすすめられて購入しました。

カリカリの中ではよく食べる方です。

5月9日に紹介した商品です。